ホームページ活用事例

ホームページを活用するために

作る目的をはっきりと

ホームページを開設して活用していくために一番大切なのは、ホームページを作る目的がはっきりとしているかどうかです。ただ、流れに流されてたり、営業の誘いでなんとなくホームページを作ってしまい、うまく活用ができていない事例をよく耳にします。ホームページをうまく活用できるかは、ホームページを作成した時ではなく、それ以降どのように運用していくかで決まります。

ホームページで物を売りたい、企業PRとしてイメージアップの為、塾や学校で生徒獲得のため、カフェや居酒屋など飲食関係で集客目的、病院・医院のイメージアップ等。また政治家の活動報告といった目的もあります。

いずれのタイプでも、ホームページは情報を発信することが目的ですから、「作る目的=どんな情報を発信したいか?」という風に考えてみればわかりやすくなりますよね。

情報の鮮度を見直す

インターネットが普及して、その中には実にさまざまな情報が満ち溢れるようになりました。多種多様な情報が存在し、それらは世界中から閲覧が可能になります。しかし、残念ながら有益な情報ばかりではなく、無益や有害情報、さらには犯罪にもなりかねない情報も存在しています。

そんな中、ホームページ閲覧者は、膨大な情報から自分に必要な情報を得ようとします。そして、検索サイトや口コミサイト等を利用したり、ヤフー等のポータルサイトから情報を探します。そんな時、せっかくたどり着いたサイトに、古い情報しか掲載されていなかったらどうでしょう。そのサイトから有益な情報は引き出せないと感じて、2度と利用されない可能性がありますよね。

サイトにもよりますが、ホームページに掲載している情報の鮮度が保たれているか、定期的に見直してみるのもホームページをうまく活用する方法の一つです。

発信者としてではなく、閲覧者の視点で

ホームページの情報は、発信者側の意向で掲載する内容が決まります。もちろん、これは当然の事なのですが、その意向が強すぎて、どういう閲覧者がそのホームページを見るか考えずに情報発信しているケースが多い気がします。

例えば、会員制のサービスの会員募集のホームページがあるとします。「サービスになればお得な特典が付きますよ!」「会員にならないと損です!」と会員のメリットはたくさんうたっているのですが、いざ会員になろうと思った時、「お問い合わせ下さい」という情報しかないページだとどうでしょうか?少し不信に感じませんか?

閲覧者としては、「会員のメリット」が分かれば、その後の行動として、「入会方法」を知ろうとしますよね。「会員のメリット」をさんざん説明していて、その後の「入会方法」について何も説明がないと、せっかく会員について興味を示している閲覧者を逃すことになりかねません。

発信者として情報を掲載する時に、閲覧者がどのようにそのホームページを見るか、そしてどんなことを思うかを客観的に判断することも、ホームページをうまく活用していくポイントと言えると思います。

他と比べる

ホームページは膨大な数があり、また似たホームページもたくさんあります。もしあなたが、カフェを営業しているなら、検索サイトに「カフェ」と入力してみてください。膨大な数のサイトがヒットすることと思います。「同業他社のホームページなんて見たくない!」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、もしあなたがホームページを活用したいと思っているのでしたら、たくさんのホームページを見てください。そして、ご自身のホームページと比べてみてください。

金額やサービスといった内容を比較するのはもちろんですが、どんな説明をしているのか、どんな写真をつかっているのか、自分のサイトに無い情報は?といったことも比べてみてください。

そして、自分のサイトに足りないと思ったことは、ぜひ取り入れてみましょう。しかし、ここで注意が必要です。そのままコピーして使うのは絶対いけません。あなたらしさのスパイスを付け加えて、あなたの情報として公開することが必要です。

SNSの活用

mixiやFacebook、TwitterといったSNSの躍進もホームページを活用する上で見逃す事は出来ません。SNSはいわゆる「クチコミ」のネット版と考えて頂くと分かりやすいですね。しかし、ホームページを作らずSNSのみに依存する事も良くありません。SNSは良くも悪くも流行り物です。

ネットをビジネスとして活用される場合は、ネット上の様々なサービスの中核としてホームページを活用する事をお勧めします。SNSであからさまにビジネスライクなメッセージを流すのも効果がありません。とはいえ、SNS上で営業活動も行いたい。そんな矛盾点が解決出来れば、SNSは計り知れない効果が期待できます。

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